黒猩々の家的遊戯

エンジョイチンパンパッド勢。

スト5 実際どんな感じ?

はじめに

 スト5についてもうちょっとだけ紹介します。





ファーストインプレッション

 ストリートファイターシリーズ、あるいは2D格闘ゲームをプレイしたことのある方なら直感的にというか、てきとーに触っても全然オッケーな感じです。今作は見ている分にはそうでもないですが、動かしてみると案外ゲームスピードが速いんだなと感じます。僕が老人のような反射神経なのも相まって相手キャラの前ステップが見えません。前ステ>投げだけで死にます。というか投げが抜けづらくて強い行動になってる気がしますね。牽制技を差し返すのも難しいので、とりあえず強い技振ってるだけでいいやって感じです。

システム

Vシステム

 前作「4」にあったセービングやウルトラコンボはなくなりまして、その代わりに「Vシステム」なるものがやってきました。

Vスキル

 キャラ固有のアクションが発動するものです。リュウなら「心眼」という3rdのブロッキングのような技、ベガなら弾消しといったように。普通に必殺技として追加してもよかったんじゃないのと思わなくもないですが、このVスキルを使うことでVゲージを溜められます。

Vゲージ

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 ↑の赤色で囲っているのがVゲージです。残念ながらスクショを撮った後で気づいたのですが、実はキャラによってブロックの数が違います。

Vトリガー

 マックスまで溜まったVゲージを消費することでVトリガーが発動します。効果はキャラによって違いますが、通常技などをキャンセルして発動できるので、KOFシリーズのマックス発動チックなコンボも出来ますし、単純に大技の隙消しにも活用出来ます。

Vリバーサル

 要はガーキャンですね。Vゲージを1ブロック分使うことでVリバーサルが発動します。確定で相手にヒットするわけじゃないですし潰されたりもするので使いどころには注意しましょう。

 Vトリガーを使えば火力を底上げ可能ですが、Vリバーサルの発動が難しくなります。Vリバばっかりだとワンチャンスを逃しちゃうこともあります(しかもVリバ自体を潰されるかもしれません)。Vゲージをどこでどういう風に使っていくのかの読み合いが、スト5ならではの対戦になりますね。

CA

 クリティカルアーツと読みます。超必殺技ですね、前作のウルコンに位置する技になるんでしょうか。
 EXゲージを全部吐いちゃいますが、コンボにも組み込めて一定の火力も見込めるのでここぞという時に使えます。

 特筆すべきは、このゲームには削りKOがありません。体力ゲージがあとほんのちょっとという状況では、何をガードさせても無駄です。しゃがパンでもいいから何かヒットさせるしか勝つ方法はありません。
 ところがCAは違います。CAならばガードされても削りで殺し切れます。あと少しで死ぬって時は相手のゲージ状況に注意しておきましょう。バイソン辺りに容赦なくパなされて死にます。

受け身

 ダウンした瞬間即立ち上がる「通常受け身」と、少し時間と距離を置いてから立ち上がる「後ろ受け身」の2種類があります。慣れないうちは受け身を使い分けるどころか受け身を取ることすら忘れてしまいがちですが、ずーっと同じタイミングで起き上がっていると起き攻めしてくださいと言わんばかりなので使い分けていきましょうね。

まとめ

 対戦に行くまでのハードルは同ジャンルのものと比較して低いです。オフで適当に遊ぶにしても、格ゲーを経験している人ならトレモで技確認するくらいで遊べると思えるほど技術介入度が低いです。やってるとVトリ絡みのコンボに躓くかもしれませんが、すぐに出来るようになりますよ(というか、躓くポイントそこくらい)。ブロッキングやセービングは独特なシステムでしたが、スト5のVスキルには難しいことなど何もありません。
 その分、初心者を卒業するころには物足りなくなっているかもしれませんが、ゲーム自体の難易度が下がった分、対戦の方でがっつり読み合いに力を注げます。
 たぶん。